「家の鍵を落としたかもしれないけど警察に連絡したほうがいい？」
「警察に連絡をしないといけないの？」
「落としたことが確実になってから届ける？」
家に入ろうとしたら鍵がない。荷物のどこを探しても鍵が見当たらない。
そんな場合の正しい対処法は？
物を失くしたとなれば警察に届けるのが普通のように思えますが、必ず届けないといけないのでしょうか？
鍵は手元にないけど、単に会社に忘れただけかもしれないので、完全に落とした・紛失したことが確定してから届け出をしたほうがいいのでしょうか？
詳しく解説します。
もくじ
鍵が見当たらない時の対処法
家に着いたのに鍵が見当たらないとなると、どんな方でも慌ててしまうのではないでしょうか？
そんな場合はどう対処すべきか？ それについては以下の記事でまとめてありますので、どんな対処法、手順があるかはこの記事でご確認ください。
ここでは特に警察に届け出ることについて細かく解説していきます。
警察への届け出はどのタイミングは？
鍵を紛失したかもしれないと気づいたとき、どのタイミングで警察に届け出をするのがベストでしょう。
答えは「どのタイミングでもOK」ということになります。
警察に届け出をすると考えると、警察に捜索をしてもらうような感覚になりますが、届け出たからといって別に警察が捜索をしてくれるわけではありません。
警察は落し物を拾った人からその品物を預かり保管をするだけですので、別に早めに届け出をしても警察に迷惑をかけるわけではありません。
むしろ早めに届け出をすることで、余計な場所を探す手間が省ける可能性もあります。
警察への届け出はできるだけ早めにと覚えておきましょう。
どこの警察に届け出る？
ではどこの警察に届け出るのがいいのでしょうか？
本来であれば、その日の行動範囲の警察や交番に届け出るのがベストですが、警察であればどこで届け出を出しても同じ情報を共有できますので、さほど気にする必要はありません。
素直に自宅近くの交番に届け出を出すといいでしょう。
警察に届ける意味はある？
警察に鍵の紛失を届けることにはどんな意味があるでしょう？
鍵に限らず警察に届けられた遺失物は、警察が個別に保管しています。
保管している遺失物はリストになっており、各警察署のHPなどでもリストを確認することは可能です。
ですから遺失物の届け出をしていなくても、このリストを確認して自分の鍵が届けられていれば、警察署に連絡をして受け取ることは可能です。
しかし、受け取るためには各警察署のHPの遺失物のリストを細かくチェックし続ける必要があります。
遺失物の届け出をすると、このリストを自分でいちいち確認する必要がなくなります。
あなたが届け出た遺失物に合致するものが届けられたら、警察の方から連絡が来て、後は受け取りに行けばOKという形にすることができるわけです。
これが遺失物の届け出をしておくべき大きな理由といえるでしょう。
届け出をするときに必要な情報
では実際に警察に届け出をするときに必要な情報をまとめておきましょう。
上でも書いた通り、多くの場合落し物は警察に届けられます。
警察には膨大な数の落し物が届けられており、あなたの鍵もその中のひとつということになります。
そこで重要になるのが、あなたの鍵であると特定できるだけの情報を、事前に警察に伝えておくことです。
そこで警察に遺失物として届け出る時に必要な情報をまとめてみました。
・鍵のメーカー
・鍵の形状（ギザギザの鍵かディンプルキーかなど）
・キーホルダーの形状やブランド
・一緒についている鍵の本数と種類
・落とした可能性のある場所
鍵のメーカーはもし分かればでOKです。「MIWA」や「GOAL」など、鍵に刻印されているメーカーを伝えましょう。
鍵の形状は、鍵にギザギザの凸凹がついているタイプの鍵か、鍵に丸い穴が開いているディンプルキーかなど、また持ち手のところに色がついているのであればその色や形状も告げておくといいでしょう。
キーホルダーがついているのであれば、どんなキーホルダーか、どこのブランドかなど、また一緒についている鍵の本数や種類などを伝えておきましょう。
最後に落とした可能性のある場所も報告。
自宅から会社までの道のりや当日立ち寄った場所なども伝えておくといいでしょう。
警察に届け出を出した後に鍵が見つかったら？
警察に遺失物届を出すと、受付番号を伝えられますので必ず保管しておいてください。
そしてその後鍵が出てきたのであれば、届け出を出した交番や警察署に連絡し、鍵が見つかった件を報告しましょう。
この報告の際に受付番号とともに伝えると、あなたが届け出た遺失物届は処理完了として削除されます。
警察署には毎日多くの遺失物届が出されています。
これらのデータはどんどん溜まっていくため、処理が完了した届は削除したいのが警察側の本音です。
ぜひ協力するようにしましょう。
