家の鍵を無くした場合ってどうしたらいいの?

「家に入ろうとしたら鍵がない…」

「早く部屋に入りたいのに…」

一人暮らしをしていて、あるべきところに部屋の鍵がないこと。
意外と経験したことがある人も多いのではないでしょうか?
外出から帰宅してきたタイミングですから、多くの場合は夜であったり、疲れていたり、とにかく早く部屋に入りたいはず。
それなのにあるはずのカギが見当たらずに焦る、絶望するような経験はないでしょうか?
今回はそんなまさかの事態に覚えておきたい心構えをいくつかご紹介しましょう。

まずは何より落ち着くことが重要

部屋に入れるはずが入れない。
しかも鍵をどこかで落としていたり、盗まれていたら、強盗などに遭うリスクもある。
そんなことを考えると、つい焦ってしまったり、不安になってしまったりするものです。
しかしそんな時こそ重要なのは、「冷静になる」ことです。
先のことを想像して不安に陥るのではなく、その日一日を振り返って、解決策を考えること。
これこそが重要なポイントとなります。
深呼吸をするなどとにかく心を落ち着けて、まずは今何をすべきかを考えましょう。

改めて持ち物をチェック

まず最初にやるべきことは、「本当に鍵がないかどうかを確認する」ことです。
家の鍵などは、基本的にいつも同じところにしまうものです。
決まった一のポケットであったり、カバンの中でも「ここ」という場所に入れておくものでしょう。
「鍵がない」と思った時は、意外と普段とは違ったところにしまっていたりするものです。
一度冷静になり、すべてのポケットを確認。
さらに持ち物も一度すべて外に出して、カバンの隅々まで探してみましょう。
これで見つかれば一件落着。
もしなければ、鍵を紛失していることが確定しますので、次の段階に進みます。

鍵がかかっているということは?

仮に一人暮らしであり、自宅の玄関に鍵がかかっているということは、あなたが家を出た時に外から鍵をかけたことが確定します。
つまり、あなたが今日出かける時には、間違いなく鍵を持って出たということになります。
しかし、現状その鍵を持っていない。
つまり今日一日の行動の中で、あなたがどこかで家の鍵を取り出したことになります。
自宅の鍵を開ける以外で鍵を取り出すことは稀なはずですから、その日の行動をひとつひとつ思い出してみましょう。
特にカバンから荷物を出すようなことがなかったかを中心に思い出すと近道になるかもしれません。
カフェで手帳に予定を書き込むときにペンケースと一緒に鍵を出していないか?
仕事の資料を整理するときに、一度カバンの中身をすべて出していないか?
食事の時にカバンからスマホを取り出して、一緒に鍵を取り出していないか?
そんなことを思い出してみましょう。
そして、鍵を出した可能性がある場所を思い出すことが重要です。

まずは電話などで確認

鍵を取り出した可能性がある場所を思い出したら、まずはそこに問い合わせてみましょう。
その場所が自宅から近いようであれば直接訪ねてもいいですし、自宅から遠いようであればとりあえず電話で確認するのもいいでしょう。
その日立ち寄ったカフェやレストランなどに電話をかけ「鍵の忘れ物はありませんでしたか?」と聞いてみましょう。
鍵にキーホルダーなどがついている場合は、そのキーホルダーの特徴なども伝えると特定もはかどるかと思います。
もちろんお勤めの方は勤務先にも確認。
学生の方は学校の学生課などに問い合わせるのもいいでしょう。
あなたは家を出る時に必ず鍵を持って出ています。
不意に落としたのでなければ、必ずどこかから出てくるはずですので、その日の行動をしっかりと思い出して問い合わせてみましょう。

どこからも出てこなかったら?

その日立ち寄った場所に確認し、どこからも鍵が出てこなかった場合、意図的に荷物から取り出したのではなく、どこかで不意に落としてしまった可能性が高くなります。
この時電車を利用している方は、最寄り駅や乗換駅などに電話で問い合わせてみましょう。
駅の構内での落し物は、当日中であればその駅で管理している場合が多いので、もし届けられていれば見つかる可能性は高くなります。
移動が電車ではなく車の場合は、車の中をくまなく探すことを忘れずに。
バスを利用している方は、そのバス会社の営業所に連絡し、どの路線に何時ごろ乗ったかを伝えて鍵が保管されていないかを確認しましょう。
それでも出てこない場合は交番などに届けるしかありません。
お近くの交番で、鍵を紛失したことを伝え、キーホルダーや一緒についていた鍵の数、鍵の特徴(メーカーや形状)などを伝えましょう。
遺失物ということで警察の方で受け付け、警察に届けられたら連絡が来るようにすることができます。
ただし、その日のうちに連絡が来ることはあまり期待できませんので、こうなったら次の方法を考えなければいけません。

鍵が見つからなければ?

その日のうちに鍵が見つからなければ、残る方法は2つ。
その日の帰宅は諦めて、ホテルに泊まるなり、友人知人に泊めてもらうなりすることがひとつ。
もうひとつは開錠の業者にお願いして開けてもらうことでしょう。
仮にその日の帰宅を諦めても、翌日必ず鍵が戻ってくるとは限りません。
最善の策は業者にカギを開けてもらうことになるでしょう。

鍵開けにかかる費用や時間は鍵の形状や時期、業者の価格設定などで変わってきますので、同時に費用に関しても調べながら業者探しをするといいでしょう。
最終的に解決するには、やはり専門の業者ということになりますが、そこに至る前にできる範囲のことはキッチリ行いましょう。
そのために重要なことが、まずは落ち着くこと。
冷静になるのは難しい状況ですが、そんな時こそまずは落ち着くように心がけましょう。

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