JAFに車の鍵を開けてもらうと費用はどのくらいかかるの？

「インロックをしてしまったんだけどJAFだといくらくらいかかる？」

「車で困ったときはJAFに連絡すればいいんだよね？」

車に乗っていてトラブルに遭ったら、まずはJAFを頼りにする。
そう思っている方も多いかと思います。
確かにJAFは全国をカバーしているロードサービスであり、キーの閉じ込み（インロック）からレッカー移動まで、幅広くサービスを展開しています。
とはいえ、どんな時でも万能かと聞かれるとそうでもないのが現実。
そこで今回はインロックなどで、「誰かに鍵を開けてもらいたい」というケースについて詳しく解説します。

JAFとは？

JAFとは、「Japan Automobile Federation」の頭文字を取っており、「一般社団法人　日本自動車連盟」のことを指します。
主な業務はロードサービスで、その内容はインロック、脱輪、パンク、落輪、バッテリー上がり、燃料切れなど、事故ではない故障に関する救援であればほとんどのことが行える機関となっています。
このJAFは会員制になっており、年会費は個人会員で4,000円、家族会員で2,000円などとなっており、会員であるかどうかでサービスの内容も変わってきます。
もちろん日本全国をカバーしているため、車の交通量が少ない僻地でも依頼は可能。
ドライバーにとっては安心のサービスと言っていいでしょう。

JAFに鍵開けを依頼した場合

JAFに寄せられる依頼の中でも上位に位置する「鍵開け」の作業。
その作業に関しては、JAFの会員か非会員かで大きく評価が変わります。
それは、「会員は鍵開け作業料金が無料」ということ。
JAFの会員であれば無料で鍵を開けてもらえるということになります。
とはいえ、無料になるのは「基本料金」と「作業料金」のみ。
その他の実費は必要となりますのでご注意ください。

JAFに鍵開けを依頼した場合の費用

JAFが定める鍵開け料金についてまとめておきます。

合計すると、非会員は12,880円＋実費、会員は実費での作業と言うことになります。

JAFに依頼した場合の問題点

先に触れたように、JAFは多くのサービスを行っており、年間の出動回数は全国で300万回を超えます。
つまりそれだけ忙しいということでもあり、依頼したからと言ってすぐに来てくれるというものでもありません。
もちろんタイミングが良ければ数分で駆けつけてもらえますが、大型連休の観光地付近など忙しい最中に依頼してしまうと、数時間待たされることも珍しくありません。
一般的にも1時間程度も待ち時間が多いようで、急いでいる方にはあまり向いていないサービスと言い換えることもできます。

急いでいる方は？

JAFの会員の方にとっては、実費のみで鍵開けをお願いできるJAFは魅力的です。
しかし、仕事の関係などで急いでいる方にとっては、待っている時間がもったいない方もいるでしょう。
そういう方には鍵開けの専門業者をオススメします。
鍵開けの専門業者は全国各地にあり、仕事はJAFとは違い、鍵を開けることに限られていますので、総じてJAFよりも早く駆けつけてくれます。
作業自体も専門の業者ですから、よほど悪徳な業者でもない限り任せて安心です。
気になる費用ですが、あくまでも目安程度になりますが、8,000～10,000円程度。
JAF会員の方にとっては割高ですが、非会員の方はむしろ安くなる可能性があります。

詳しくはこちらをどうぞ。

日本全国すぐに駆けつけてくれる鍵開け専門業者を調べてみる

JAFに鍵開けをお願いするには？

JAFの会員の方はJAFの会員証の提示が必要です。
車内にある場合は、作業後の提示でも問題ありません。
会員の方でしかも時間にある程度余裕があるのであれば、積極的にJAFを利用しましょう。
非会員の方は鍵開けの専門業者を呼んだ方が、安く早く済む可能性があります。
とはいえ上で紹介した業者の費用は目安ですので、業者に連絡した時に、車種や年式、状況を伝えて、おおよその見積もりを貰っておきましょう。
その見積もりが12,880円（JAFの基本料金＋作業料金）より安ければ業者にお願いするといいでしょう。
急いでいる方は、第一選択肢として鍵開けの専門業者を考えることをオススメします。