「鍵の調子が悪いから交換をしたい」
「業者にお願いすると高いから自分でできないかな？」
「そもそも鍵ってどこで売ってるの？ホームセンターにある？」
玄関の鍵がささりにくくなった、回りにくくなった、鍵が折れてしまったなどなど。
玄関の鍵に不備が出た場合、玄関の鍵自体を交換するという選択肢もあるかと思います。
しかし、鍵の交換を専門業者に依頼すると、費用がかかるのは当然のこと。
この費用を抑えるために、自分で鍵の交換を考えている方もいるかと思います。
そこで今回は自力で行う鍵交換について解説します。
もくじ
鍵の交換は専門工具は必要か？
玄関の鍵自体を交換するにあたって、専門的な工具は特に必要ありません。
一般的な鍵の交換に必要な工具はプラスドライバー、マイナスドライバー、ペンチなどどの家の工具箱にも入っているような工具だけで対応可能です。
作業工程に関しては後に説明しますが、専門的な知識はさほど必要なく、鍵交換をしたことがない方でも可能な作業になっています。
鍵はどこで購入する？
問題の新しい鍵ですが、どこで購入すればいいのでしょうか？
購入はホームセンターやネット上の鍵販売業者から購入するのが一般的です。
ただし購入する鍵は何でもいいというわけではありません。
鍵にはメーカーや型番があり、その型番に対応した鍵を購入する必要があります。
自宅の玄関の鍵のメーカーや型番は、玄関を開けた側面の金属パーツに彫られていますので、新たな鍵を購入する前にこのメーカーと型番を確認しましょう。
鍵の交換方法
上の動画は一般的な玄関の鍵の交換手順です。
他のメーカーや型番の鍵でも、基本的に手順は同じですので確認しておきましょう。
・側面のプレートを取り外す
・側面のピンを外す
・シリンダーを外し新たなシリンダーを取り付ける
・側面のピンを差し込む
・側面のプレートを取り付ける
主な作業行程は上記の通り。
もちろんメーカーや型番によってはもう少し難しい作業になりますが、やることは同じです。
新たな鍵の購入費用相場は？
自分で鍵を簡単に交換する場合、同じメーカー、型番に対応した鍵に交換することになります。
例えば玄関側面の金属プレートに「MIWA AL3M」と刻印されていれば、この型番に対応した鍵を選ぶということになります。
ただし、この型番に対応する鍵というのも1つというわけではなく、複数の種類が存在します。
この種類の中から鍵を選ぶことになりますが、やはり防犯性能の高い鍵ほど高が気になる傾向にあります。
一般的な相場観でいうと、鍵にギザギザの凹凸がある鍵の場合、およそ3,000～8,000円程度、鍵に大小の穴が開いているディンプルキーの場合およそ8,000～15,000円程度になるかと思います。
自宅の玄関にあったモデルの中から費用と防犯性能を考えてどのモデルにするか決めるといいでしょう。
自分で交換する自信がない場合は？
自分で鍵を選んだり、交換作業を行う自信がないという方は、やはり専門業者に依頼するのがいいでしょう。
鍵の専門業者に電話で問い合わせを行い、自宅玄関のメーカーや型番を伝えます。
その上でどんなタイプの鍵に交換するかを相談するわけですが、鍵の専門業者を利用する場合に注意すべきポイントをまとめておきます。
電話で大まかな見積もりを確認
まず電話の時点で大まかな見積もりをもらいましょう。
どのタイプに交換するのであればおおよそいくらくらいということを聞いた時に、具体的な費用を告げてくれるのが優良業者になります。
反対にこの時点でハッキリとした金額を伝えてくれない業者は疑ってかかったほうがいいでしょう。
正式な見積もり後のキャンセルは可能かどうかを確認
正確な見積もりに関しては、実際に現地に来て初めて確定することがほとんどです。
電話の時点で、現地での正式な見積もり後にキャンセルができるかどうかも確認しておきましょう。
悪質業者の場合、現地で見積もりを継げずに作業を終わらせ、高額な作業費用を請求してくる場合がありますのでご注意ください。
アフターサービスの内容や有無を確認
鍵の交換後、万が一鍵が使いにくい、すぐに回らなくなったなどのトラブルが発生した場合、アフターサービスがあるのかどうかも事前に確認が必要です。
レベルの低い作業員が、適当な取り付け作業を行うとすぐに鍵に問題が発生するケースも考えられます。
こうした場合の対応も聞いておきましょう。
詳しくはこちらをご覧ください。
自力による玄関の鍵交換は？
鍵交換の作業自体はさほど難しいものではありません。
また、代表的なメーカーの、代表的な型番の鍵であれば、ホームセンターでも購入は可能です。
ただしホームセンターの場合は品ぞろえに限界があるかと思いますので、多くの選択肢から選びたいというのであれば、ネット上の鍵専門ショップで探すのもいいでしょう。
鍵交換の作業に自信がない場合は、鍵の専門業者に作業を依頼することも可能です。
この場合は、自分で新しい鍵を購入し、その取り付け作業だけを依頼することも可能ですし、新しい鍵をその業者から購入することも可能です。
鍵の専門業者を探す場合には、いくつか注意したいポイントがありますので、このポイントを踏まえた上で依頼するようにしましょう。
