「玄関の鍵を回したら折れてしまった…」
「鍵が折れた玄関って修理できる?」
「修理するとしたらいくらくらい必要?」
玄関の鍵は基本的に分厚い金属製ですから、よほどのことがない限り折れることはありません。
しかし、それでも鍵が折れてしまう場合があります。
そんな時にどうするか?
折れた鍵の修理ができるのかどうかや、できるとしてどのくらいの値段がかかるのかを解説します。
もくじ
折れた鍵は修理できる?
2つに折れてしまった鍵を合鍵業者に持ち込んだら修理ができるのかと聞かれれば、これは修理不可能です。
一度折れてしまった鍵はくっつくことは考えにくく、できる処置は折れてしまった鍵から合鍵を作ることになるでしょう。
合鍵を作るのであれば、できれば折れた鍵ではなく、折れていないマスターキーを持って行き、そのマスターキーの合鍵を作ってもらうのがベストです。
マスターキーは鍵穴にピッタリはまるように作られており、スペアキーはその合鍵に合わせて作られています。
どれだけ精密に作ったとしても、多少は差が出てしまうのがマスターキーとスペアキー。
スペアキーを参考に合鍵を作ると、さらにマスターキーから離れた鍵となる可能性がありますので、できればマスターキーを参考に合鍵を作りたいところです。
マスターキーから合鍵を作る料金相場
マスターキーを店頭まで持ち込み合鍵を作成してもらう場合は、鍵のタイプで費用も変わってきます。
安い物であれば数百円から、費用が高くなるディンプルキーで5,000円程度が相場です。
マスターキーがない場合・折れた場合
そもそも折れてしまった鍵がマスターキーの場合や、マスターキーがない場合はスペアキーから合鍵を作ることになりますが、上記の費用で精度の低い合鍵を作ることになります。
それでもできるだけ精度の高い合鍵を作りたいのであれば、鍵開けの専門業者のように、出張してくれる業者に依頼しましょう。
玄関まで出張してくれる業者に依頼すると、鍵穴の内部を調べた上で、鍵穴に合わせて合鍵を作ってもらえます。
費用面では出張費用や鍵穴内部を調べる手間も必要になりますので、店頭で作ってもらうよりは高額になります。
鍵の種類にもよりますが、10,000~20,000円程度必要になるかと思います。
折れた鍵が鍵穴内部の残ってしまった場合
鍵が折れた原因が、鍵穴に鍵をさして回した時に折れてしまったという場合、鍵穴の中に破片が残っていることになります。
こうなるとなかなか自力で取り出すことは難しく、基本的には専門業者に依頼する必要があります。
こういったケースの詳細に関しては、以下の記事で詳しく解説しています。
場合によっては自力でも解決できますので、ご確認ください。
折れたことを機に玄関の鍵を交換するのであれば?
鍵が折れたということはそれだけその鍵を使用しているということです。
鍵にそれだけダメージがあるということは、鍵穴の内部にもそれだけのダメージがあるということ。
鍵が折れてしまったことを機に、玄関の鍵自体を交換するというのも選択肢のひとつです。
持ち家の鍵を交換するのであれば
持ち家の鍵が折れてしまったら、正直すぐに鍵を交換することをオススメします。
持ち家の場合、鍵を交換するきっかけがないため、鍵が折れるなどのトラブルが発生した時こそ交換時期といえるかもしれません。
鍵の交換は玄関や鍵のタイプ別で少々変わりますが、費用相場としては15,000~25,000円程度でしょう。
持ち家が分譲マンションの場合は、以下の記事で細かく解説していますので、参考にしてください。
(リンク)
賃貸物件の場合
賃貸物件の場合、玄関の鍵を交換するには大家さんや管理会社の確認が絶対に必要になります。
どれだけ急いでいても、まずは大家さんや管理会社に連絡し事情を説明しましょう。
賃貸物件の鍵交換費用に関しては、以下の記事を参考にしてください。
(リンク)
鍵が折れた場合の修理費用は?
鍵が折れてしまった以上、合鍵を作り直すか鍵全体を交換するしかありません。
手元にマスターキーが残っている場合は、マスターキーを持って合鍵屋に行けば、その場で合鍵の作成が可能です。
マスターキーがないなどの場合は、玄関まで出張サービスしてくれる鍵業者に依頼しましょう。
玄関の鍵穴内部を調べて、その鍵穴に合わせた合鍵を作ってもらえます。
費用面に関しては、鍵の種類などによって変わってきます。
費用に関しては鍵業者に連絡した時に電話で大まかな見積もりを聞いておきましょう。
優良業者であればその電話で、きちっと具体的な見積もり金額を教えてくれます。
さらにアフターサービスの有無も確認しておくといいでしょう。